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令和2年度 ハクレンのジャンプ観測日記

 全国で唯一のハクレンの自然産卵場所です。毎年6月から7月にかけて利根川の下流から産卵水域の栗橋地先に集まって待機します。かなりの数のハクレンが一個所に集まるため、ダイナミックなハクレンのジャンプが見られます。
 ハクレンは、中国大陸が原産のコイ科の淡水魚です。古来、中国では、ハクレン、コクレン、ソウギョ、アオウオの四種を 「四大家魚」と呼び、食用として養殖が行なわれていました。毎年6月から7月の産卵期に、数十匹単位の大ジャンプが、1日数回から多いときは数十回見られます。
 
「ハクレン観測日記」はハクレンのジャンプに魅了され、利根川を愛し、栗橋地区の自然を愛する、カメラマン達によって構成されたグループの方々の協力で作成されております。

 

 

所在地・地図

車でお越しの方へ
東北自動車道『加須IC』下車、国道125号線を茨城県古河市方面へ向かい約25分、『栗橋』交差点を右折し、すぐ左折、利根川土手付近です。
電車・バスでお越しの方へ
JR宇都宮線、東武日光線、『栗橋駅』東口下車徒歩約18分。
古河市循環バス、『栗橋駅入口東』下車、
徒歩約8分。

令和2年度 ハクレンのジャンプはどうなる!

 昨年10月12日~13日にかけて、台風19号の大雨により、栗橋の水位観測地点では、13日午前3時に9.61mの水位を記録しました。
 ハクレンのジャンプの水位は、権現堂樋管に記されているスケールで見ていますが、12m程度に上昇したと思われます。ジャンプは、2m以上が条件の一つと言われています。
 この大増水で川底や護岸壁に変化がなければいいのですが、ハクレンの遡上を期待しましょう。

令和元年10月13日午前11時頃の様子

ハクレン見所地点は河口から130kmの地点です

下流の東北新幹線鉄橋
 

樋管のスケール12mまで水位の跡が付いています

上流左の緑は、撮影時の日除けの樹木です

ハクレン観察、写真撮影 : 奈良 義之

令和2年度 ハクレン観測日記

 
ジャンプや産卵は、概ね6月から7月にかけて次の3つの条件がそろった時に多く見ることができるようです。その条件というのが、「①利根川の上流で大雨が降って川の水が増える2.5m~4.5m②川の水が茶色く濁る③水温は20°C前後」だと言われています。
水位・利根川の状況・水温などの情報や写真などで「ハクレン観測日記」をお届けいたします。
※水温は直接川に温度計を投げ込み測っていますが、当日の状況によって計測不能の場合もあります。

令和2年度 ハクレン観測日記を振り返る

大きな被害をもたらした昨年の台風19号(令和元年東日本台風)では、利根川があわや氾濫かと思われるるほど増水し、これによる川底の地形等への影響が危惧されたことから、例年のようにハクレンのジャンプが見られるか不安でした。
今年は長梅雨で、降水量も多かったため、これまでハクレンのジャンプが多く観測された水位が長く続きました。しかし、川幅いっぱいに広がるハクレンの大ジャンプは見られず、小規模なものにとどまりました。そのようななか、産卵が3回観測できたのは長年の観測の中では初めてのことでした。
8月1日に関東地方の梅雨が明け、ハクレンジャンプの可能性が低くなったことから今年度のハクレン観測日記は終了することといたします。
令和2年8月3日 ハクレン観察、写真撮影  : 奈良 義之
観測日記のデータ・川の様子・写真撮影協力者 : 小林 一郎
                        小川 誠治
                        印田  晃
                        篠崎 孝夫

令和2年は関東で6月11日に梅雨入りし、その直後の6月14日(日)にハクレンのジャンプがありました。翌日の15日には産卵の光景を観測できました。自然の神秘にふれることができる久喜市栗橋地区の利根川流域のハクレン。是非、来年もダイナミックなジャンプを魅せてくれると思います。観測日記をご覧くださった皆さま、ありがとうございました。



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